車の買い方
1ヶ月前、中古で日産リーフ購入契約をしました。納車まであと2日と迫り、なかなかワクワクしています。
そこで、これから車を購入しよう、あるいは車をなんらかの形で利用しようと検討している方にむけて、僕が日産リーフ購入にあたって考えたことをいくつか発信してみようと思います。
まず、これこら車を買いたいなと思った時、「そもそも車を《購入》する、という必要があるかどうか」を考えてみることをお勧めします。
僕は、いろいろと考えた結果、中古車を購入、ということにしました。
しかし、この時代、別に購入するということだけが車を利用する手段ではありません。テクノロジーの進歩を中心に、モビリティビジネスは大きく変化してきています。選択肢は確実に広がってきています。まずは、どういう形で車を利用するのが最善なのかを考えましょう。一人一人違った事情がありますから、それに応じてきちんと考え、適切な選択肢をとりましょう、ということです。ここから、一般に考えられる代表的な選択肢を列挙してみたいと思います。
A. 車を所有する場合
・新車購入
・中古車購入
・親戚、友人、知人から譲り受ける
B. 車を利用する場合
・レンタカー
C. 車を利用そして所有する場合
・カーリース
ザッとこんな感じでしょうか。
では、順に検討してみましょう。
◆車を所有する場合
新車購入。
ほかのユーザーの手垢が付いていない、オプションも含めて自分の好みにカスタマイズされた車が欲しい。あるいは、モデルチェンジしたばかりの車にすぐに乗りたい。こういう場合は新車購入が向いていると思います。当然ですが、購入費用を含めて他の選択肢よりも経済性は劣ります。しかし、購入というのは経済性を超えて所有欲求を満たすことに価値がある、ということも真実であり、ここは個人の価値観次第である、と思います。
中古車購入。
新車よりも本体価格が安く済む、という魅力があります。一方で、以前のユーザーがいるということから、オプションは設定済みであり、不要だなぁと思うもの、足りないなぁと思うものがあります。オプションにこだわりたい人は車探しが大変というデメリットはあると思います。僕のこだわりは禁煙車であること、カーナビが使えること、Bluetoothが利用できること、くらいだったので、多くの車が該当、カーセンサーなどのサイトから複数ヒットしました。ちなみに、日産リーフは電気自動車なので、走行距離よりもリチウムイオンバッテリーの寿命(基本的にロアメーターに表示されるセグメント表示)を見るということは必須だと思います。
譲り受ける。
これは僕の場合日産リーフと決めていたので検討しませんでした。
◆車を利用する場合
レンタカー。
利用頻度が休日のみなど少ない場合かつ車にこだわりが無ければおススメだと思います。所有すると、維持費というものがかかります。つまり、家計の一部に恒久的に負担がかかることになる、ということです。休日のみ利用したい、レジャーで1日利用したいなどであればおススメです。
有料駐車場の一部にカーシェアリング用の駐車スペースがあり、そこにシェアリング用の乗用車が停まっています。それを月額料金を支払った上で、利用料を払う使い方をします。利用時間を選ぶことができ、その利用時間に応じて料金を支払うという仕組みです。レンタカー同様、休日のみなどの短時間の利用に向いています。レンタカーとカーシェアリングは料金は拮抗しているところがあり、どういう車を使いたいかということで料金も異なります。利用するたびに比較検討していくのが良いと思います。ちなみに、スマホアプリを利用したC to Cのしくみをとったシェアリングも現在は広がっています。(Anycaが有名どころ)
◆車を利用し、所有する場合
カーリース。「新車に乗りたい。月額定額の安価な料金で、新車に乗れる。」といったことで近年知られてきた車の利用方法です。残価クレジットという仕組みで、頭金0円で新車に乗ることができます。また、満期になるとリースのまま利用を継続するか、買い取るか、あるいは別の新車に変えるかを選択することができます。この仕組みについては別の記事で解説したいと思いますが、僕はあまりおすすめしません。月額定額という利用ハードルながらも、きちんと調べると、ボーナス払いを高額に払う必要が出てくること、残価設定が心理的負担になること、満期を迎えるまでは中途解約が難しいことなどが挙げられます。
以上が、現在のところの車利用の選択肢ではないでしょうか。
周りがそうしているから、とか、宣伝みてお得そうだから、と安易に飛びつくのではなく、まずは自分の目できちんと情報に触れていくことが大切です。大きな買い物のひとつだからこそ、常識とか瞬間的に高まる欲を一度外に置いて、冷静に調べ比較し検討すると良いでしょう。
僕は、吟味して選んだからこそ日産リーフの納車が楽しみです。
それでは、また。